この一月ほど取り組んできたのが、お菓子教室のプログラムリスト作りでした。
1995年に教室をスタートしてから今年度まで、27年分のレッスン写真入りリストが完成しました。
昔の写真
最初の3年くらいは写真もあったりなかったりで、探すのに一苦労。
フイルム写真は全部iPhoneでスキャンして、なんとかそろえました。
撮っていなかった、あるいはどうしても見つからなかったものは、後日作って載せようと思います。
教室をスタートしたころはまだフイルム写真しかない時代でしたので、撮ってから現像するまで、今から考えると手間とコストがかかっていたと思います。
また、ちゃんと撮れているかどうかわからない、というハラハラドキドキもありました。
今となってはそれもいい思い出です。
レシピは時代とともに
過去のメニューやレシピを見返す機会を得て感じたのは、その時代その時代で作るお菓子も変化していくものだな、ということです。
20~30代のころは体力も気力も充実していたせいか、やたらと凝ったものを作っているんです。それに一つ一つのお菓子を丁寧に作っている様子が伺えます。
書籍を出すようになってからは、レシピの数字や卵の数、工程の省略可など、次第に作りやすさ第一になってゆく様子が垣間見えます。
レシピは毎回新しいものを考えてきましたが、やはり自分の好みが前面に出ていて、チョコレート系やパイ、タルトが多かったです。
アントルメは今見てもどれもおいしかったな、と思えるものばかりで、これからまたひとつずつ作ってみたいと思います。