紅玉が出始めましたね。
この時期、りんごのお菓子を作らずにはいられなくなってしまいます。
そして、毎年のようにパイやらケーキやらを大量に焼き始めます。
今回はそんなお気に入りのレシピの中から、紅玉を皮つきのまま使ったケーキスコーンをご紹介します。
オイルで作るメリット
今回もまたバターを使わずにオイルで作るレシピです。
バターを使わないと一体何がいいの?と思われるかもしれませんね。
そこで、私がオイルでお菓子をよく作る理由をお話したいと思います。
いつも同じ状態で使える
バターでお菓子を作るときには室温に戻したり、冷蔵庫で冷やしたり、あるいは溶かしたり、その時々によってスタート時に準備が必要になるのですが、オイルは常温でそのまま使えます。
素材の風味がストレートに感じられる
風味はバターの良さでもあるのですが、時に、その風味によって、他の素材の味や香りが感じにくくなってしまうことも。オイルは無味無臭なので、素材の風味を活かしたお菓子作りができます。
洗い物が楽
これは実際に使ってみるとわかることなのですが、お菓子作りをした後、ボウルや泡だて器などを洗うと、油分の落ちが断然オイルの方がさっと落ちます。
ぱさつきなしのスコーン
スコーンのもさもさしてぱさつくところが苦手!という方に、お試しいただきたいレシピです。
フレッシュりんごを細切りにして生地に混ぜ込むので、果汁が生地全体に行き渡り、しっとりとケーキのような食感に仕上がります。
紅玉は皮つきのままで
りんごは皮つきで使うと焼いている間に色が落ちてしまうのですが、紅玉ならしっかり色が残ります。
焼き上がったスコーンを手でざっくり割ってみると、りんごの部分がピンク色に染まって見た目もかわいく仕上がります。
レーズンをふっくら仕上げるために
このスコーンは砂糖の量を控え、レーズンでほんのりとした甘さに仕上げています。
レーズンを焼き菓子に使う場合、焦げてカラカラになってしまうことがありますが、ヨーグルトに漬け込んでおくと、焼き上がった後もふっくらとおいしく仕上がります。
しかも、レーズンの旨味を吸ったヨーグルトで、レーズンの甘さと旨味も生地全体に均一に広がります。
材料 直径16㎝のドーム型 1個分
レーズン 30g
プレーンヨーグルト 10g
a薄力粉 150g
aグラニュー糖 20g
aベーキングパウダー 小さじ1・1/3
aシナモンパウダー 小さじ1/4
a塩 ひとつまみ
b植物油 40g
b卵 1個(50g)
詳しい作り方はこちら
保存できるからまいにち”おいしい”が食べられる バターを使わない作り置きのお菓子
りんごのお菓子レシピ
りんごのおいしい季節です。
これからのシーズン、りんごを使ったお菓子をいろいろ作ってみてくださいね。