ジンジャークッキーでシートクッキーを作ってみましょう。
しょうがのすりおろしがたっぷり入って、体も温まりますよ。
シートクッキーってどんなクッキー?
生地を伸ばして切り分けて焼くタイプのクッキーです。
食感
薄く伸ばしたものはパリッ、サクッとした軽快な歯触りに、厚めに伸ばすとさっくりとした食感がでます。
特徴
・伸ばして切り分けるだけなので簡単に作れて生地にロスが出ない
・形が揃いやすく、見た目が綺麗に仕上がる
・生地を伸ばす際にややべたつきやすいので、ラップやオーブンシートを使うのがおすすめ
ジンジャークッキーのレシピ
材料
薄力粉 120g
きび砂糖 50g
塩 ひとつまみ
植物油 40g
牛乳 15g
しょうがのすりおろし 15g
下準備
- オーブンシートを30㎝角に切って22㎝角の折り目をつける
- オーブンを170℃に予熱する
作り方
- 粉類をふるってボウルに入れる
- ①の中心にカードで穴を開け、植物油と牛乳、しょうがを加えて泡立て器でよく混ぜる
- カードで周りの粉類を中心部分にかぶせるようにして混ぜる
- 半分くらい粉が混ざったら、カードで切るようにして混ぜる
- 粉っぽさがなくなったら、カードでボウルの内側に擦り付けるようにしてまとめる ★ひび割れを防ぐことができる
- 生地を二つに切って重ねる ★食感がよくなる
- ⑥の作業を3〜4回繰り返してひとまとまりにする
- 準備したオーブンシートの上に生地をのせ、上からラップをかぶせて折り目に合わせて麺棒で伸ばす
- ナイフで好みの形や大きさに切れ目を入れ、フォークで空気穴を開ける
- 170℃に予熱したオーブンに入れて、170~160℃で20〜25分焼く
- 焼き上がったら粗熱を取り、切れ目にそってナイフで切り分ける
ジンジャークッキーの作り方動画
YouTubeのサイトでご覧いただくと、チャプター表示(工程のタイムテーブル)がご覧になれます。
レシピメモ
しょうがの皮は剥く? 剥かない?
お菓子や料理にしょうがのすりおろしを加える場合、私は皮を剥いてからすりおろしています。
皮つきだとちょっと強いというか、生臭みのようなものを感じてしまうので。
一方、しょうがの汁を加える場合は皮つきのまますりおろして絞ります。
皮のありorなしはお好みで使い分けてください。
クッキーの厚さ
クッキーのおいしさは、焼き加減で決まると思うのですが、それには生地の厚さも大事になってきます。
生地を伸ばす大きさが決まれば自然に厚みも決まってきますので、動画のサイズに伸ばしていただければいいかな、と思います。
どちらかというと薄めのクッキーですので、焼き加減はあまり強くしない方が今回のクッキーはおいしいと思います。
保存
冷めてから乾燥剤と一緒に密閉容器に入れておきます。
常温で2週間日持ちします。
このレシピの誕生について
このジンジャークッキーは、私の初の著書「もうひとつ食べたくなる軽やかな焼き菓子」という本にあるレシピが元になっています。
これをさらにシンプルに作りやすくしたのが今回のレシピです。
材料の数を少なくしたり、生地の焼き方を簡単にしたり、と少し削ぎ落しました。
シートクッキーのバリエーション
同じ作り方でいろいろなクッキーが作れます。
厚さや形が変わると食感の変化も楽しめますので、いろいろお試しくださいね。