梨やぶどうもいいけれど、毎年この季節になると、思わず目が行ってしまうのがいちじくです。
スーパーに行くと、何の目的もなく手に取ってカゴに入れる、という日がしばらく続きます。
私は生のいちじくをそのまま食べるのはちょっと苦手なので、買ってきたら何かしら調理して使うのですが、よく作るのがコンポートです。
シンプルな材料で
毎年いろいろ試しているので、レシピもたくさん溜まってきました。
その中でも一番気に入っているのが今日ご紹介する白ワインのコンポートです。
材料はいちじくと砂糖、白ワイン、レモンのスライスのみで作れます。
甘さも控えめなので、シロップもそのまま飲み干せます。
アレンジ自在
煮汁をゼリーにしたり、いちじくの実はタルトに焼き込んだり、煮汁と実を一緒につぶしてシャーベットにしたり。
コンポートにアイスクリームを添えるだけでもおもてなしに十分対応できます。
保存
密閉容器などに入れて冷蔵庫で3日、保存袋に移し入れて冷凍庫で1か月ほど保存できます。
コンポートを保存するときに私が使っているのは、先日「大きなプリン」でもご紹介した


サイズがいくつかあるのですが、先日のプリンに使ったのは1300ml、今日のいちじくのコンポートには800mlを使いました。
夏から秋へ
いちじくを煮始めると、やがてシロップの色が赤紫色に染まっていきます。この色の変化が楽しいんですよね。
ピンクと紫の丁度中間のような淡い色に癒されます。
いちじくの旬は夏と秋、年2回あるといわれますが、この時期にいちじくを煮ていると、夏の終わりを感じて少し寂しい気持ちになります。
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